ボーナス払いという返済制度自体を見直すべきかも
ボーナス激減、ローン払えず… 県内で住宅競売増加
今年の夏も、この時期がやって来ましたね。
そうです! 『ボーナス』です!
ボーナスが支給される会社にお勤めの方は、正直羨ましいです。
私がボーナスと言うものを最後に見たのは、もう18年も前です。
今でこそ派遣社員やバイトといった雇用形態で働いていますが、6年前までは正社員でした。
たとえ正社員であっても、『賞与なし』、『退職金制度なし』という企業が増えている現状に於いて、小額であってもボーナスがもらえるのは、ありがたい事です。
比較的若い人達は、ボーナスは給与と同じで、『毎年貰えるもの』だと勘違いしている傾向がありますが‥‥、ボーナス支給に義務はありません。
会社が不景気であれば、査定の見直し、支給額カット、最悪賞与無しは当たり前です。
ですので、大きな買い物をボーナス払いで返済するのは、不確定要素満載の『博打返済方法』で多額の借金をする危険な返済方法とも言えます。
(企業倒産すらあるこのご時勢に、ボーナスの安定支給を計算に入れる方が不思議です)
私は幸か不幸か、『企業倒産』という貴重な経験を、最初から最後の方まで経験しました。
まず賞与が出なくなりました。
次いで給与の支払いが遅れるようになります。
気が付くと東京本社は社長だけ残して全員退職していました(^^;)
大阪支店に最後まで残った私は、空昇給で厚遇されましたが、給与が3ヶ月以上遅れる上に、人がいないので365日全出勤(実際は1年半)という過酷な日々を送りました。
(機械修理のメンテナンスサービス業なので、修理依頼は土曜、日曜、お盆、正月、関係無しです)
結局は辞めましたけどね(^^;)
頑張っても、頑張っても届かないものもあるのですよ‥‥。
私の後輩で入社したばかりの新人が、僅か2ヶ月で支店長に抜擢されて、上下関係が引っ繰り返りました。(営業職じゃないです)
能力があったからだと認めますが、私の1年半の頑張りを上の人は全く知らず、評価の対象になっていなかったからです。
理由は、直属の上司が退職して、親会社の役員が運営していたので、面識が無い為です。
その後輩を恐ろしいと感じたのは、こっそりと親会社の会長に直接アポイントを取って、自分をアピールし続けた事でした。
姑息ではありますが、大胆でもあります。
ドラマに出て来るような『成功する主人公』とは、彼のような人物を言うのでしょう。
良い人生勉強になりました(笑)
話がいつもの様に横道に逸れましたが、ボーナス払いという返済方法自体の見直しに迫られているのではないしょうか?
ボーナス支給が年々不安定化していく現状では、自分の首を絞めるだけですし、自己破産者の急増を助長させるだけですね。
相談に付きましても、ローン会社は『商品』として笑顔で借金を勧めてきますが、実際の所は職を失った人間は1000円すら払えないものです。
しかし取り立てる方も『仕事』ですので、払ってもらわないと困るの一点張りです。
預貯金があるなど、小額でも返済可能な人が対象ですので、利息だけでも――という記述が示すように、全くの文無しには優しく無いです(^^;)
何れにしましても、借金はハイリスクであるということですね。
何時の間にか記事の内容がボーナスから借金に変わっていますが‥‥気にしないで下さい(汗)
本日はこれにて。
