メモリーを増設しましたので一部をRAMDISK化しました
しばらく養生していたお陰で、体調も良くなりました。どうにか仕事に影響を及ぼさずに済みそうです。
自身への快気祝いではありませんが、いつまでも2GBのメモリーでWindows7を使っていても時代に取り残されますので、ここらでメモリーを増設する事にしました。
ついでにWindows7も64ビットにアップグレードし、32ビット版をWindows XPが入ったサブPCにインストール。
これでメインもサブも、共にOSがWindows7になりました。
まずはPC環境を公開。
以前の記事と比べ、OSとメモリー以外は変わっておりません。
■管理人の現行メインマシン
OS:Windows7 Professional 64bit DSP版
マザー:ASRock 880GM-LE
CPU:AMD AthlonⅡ ×4 640
メモリー:CFD W3U1600HQ-4G(DDR3 PC3-12800 4GB 2枚組)
(交換前は1GB 2枚組)
グラボ:XFX HD-587X-ZNFC(Radeon HD 5870)
では、いよいよ本題です。
メモリーが、一気に4倍の8GBになりましたので、これを機会に、メモリーの一部をRAMDISK化する事にしました。
フリーソフトでも秀逸なソフトが多く、その中でも特に人気なのが『SoftPerfect RAM Disk』です。
ギガジンでも、電源を切ってもデータが消えないRAMディスクを複数作成できるソフトとして紹介されております。
しかし、RAMDISKとして使用するには手動での設定が必要で、初心者向けとは言えません。
フリーソフトでありながら、もっと簡単に使えるソフトはないものかと調べてみたところ……
ありました!
こちらが簡単にRAMDISKを使用できるソフト『RAMDA』です。
(開発元は電机本舗さん)
利用するには、最初にユーザー登録が必要です。

※画像クリックで拡大。
■RAM Disk cAn スタンダード版
http://dnki.sakura.ne.jp/rsh/rsh_ramda/start.html
登録したメールアドレス宛てに返信がありますので、指示したがってダウンロードを行います。
拡張子『.exe』のないファイルがダウンロードされますので、リネームしてファイル名の後ろに『.exe』を付けます。
すると☆マークのアイコン付きファイルに変わりますので、管理者権限で実行しますとインストール完了です。
※補足
デスクトップに出来たショートカットフォルダは、インストール完了後に削除しても大丈夫です。
私は上記画像の通り、ドライブ指定を『Z:』、サイズを『2048MB(2GB)』に設定しました。
これは任意に変更可能です。
消えてもいいデータのみをRAMDISKに入れる予定ですので、『RAM-DISKの自動保存/リロード』にはチェックを入れていません。
(チェックを入れると、RAMDISK内が無駄に肥大化するようなので推奨しません)
ここからがこのソフトの素晴らしい所です。
本来、手動で行わないと使えない部分を、このソフトでは『RAMDISKに設定』をクリックするだけで行えます。
設定は『特別機能』をクリックして行います。

※画像クリックで拡大。
これらの設定も、全てクリック一つで行えます。
Internet Explorer(IE)を使っていない人も、一応設定しておいた方がいいですね。
IEはWindows updateで使用しますし、バックグラウンドでも頻繁に接続を行っていますので、設定しておく事を推奨します。

※画像クリックで拡大。
Google chromeのキャッシュをRAMDISKで使う事も出来ます。
これも、本来であればネットで調べて手動で行わなければなりませんが、このソフトではワンクリックです。

※画像クリックで拡大。
『その他』の設定はリスクが高いので、設定しない方が安全です。
こちらは上級者向けの設定です。

※画像クリックで拡大。
最後に、Flash playerのキャッシュをRAMDISKで使用する方法を記載しておきます。
スクリーンショットの撮り忘れで箇条書きになり、申し訳ありません。
万一不具合が生じましても、当方では責任を負えませんので、読んでも分からない場合は行わないようにして下さい。
■Flash playerのキャッシュをRAMDISK化
1.コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、キャッシュ元を削除します。
rd /s "C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Macromedia\Flash Player"
※パスを辿って行けば、手動で削除する事も可能です。
2.続いてキャッシュ元にシンボリックリンク(ジャンクション)を作成します。
mklink /j "C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Macromedia\Flash Player" "Z:\TEMP"
※ZドライブのTEMPフォルダに、キャッシュを移動するように設定しています。
気力不足で最後は急ぎ足でしたが、RAMDISKを利用したいという方々のお役に立てれば幸いです。
テーマ:ツール・ソフトウェア
ジャンル:コンピュータ
