あと3か月ほどで今年も終ります。何と申しますか、ただただ乾いた笑いしか出ません。
時の流れというのは、体の大きさと年齢によって感じ方が違うのでしょう。
子供時代は、もっと時間の流れが遅く感じられました。
そういう理屈で考えますと、小動物の寿命が人間より少ないのは道理のように思えます。
ゆえに宇宙規模の大きさになれば、数億~数十億年すらも我々と同じ時の流れに感じられるかも知れません。
前置きが長くなりました。本題です。
2017年の夏アニメは不作という評価ですが、私も同感です。
その不作の中にあっても面白いと思えるアニメは存在しましたが、今期は全てのアニメを視聴したわけではありませんので、ランキングは控えようと思います。
全話視聴を終えたのが「賭ケグルイ」と「ナイツ&マジック」、「Fate/Apocrypha」、「プリンセス・プリンシパル」の4本だけでした。
その他のアニメは途中で視聴が止まっており、暇つぶしに少しずつ消化する形になりそうです。
見るのが辛くなるアニメも数本あって、そろそろ私もアニメは卒業なのでしょうか……。
待望の秋アニメですが、これまた見たいと思うアニメが殆どありません。
・結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-
・ブラッククローバー
・クジラの子らは砂上に歌う
・干物妹!うまるちゃんR
上記4本は大いに期待しており、視聴が決定しています。
その他には「Code:Realize ~創世の姫君~」も面白そうです。
PVでは作画クォリティも高く期待を持てそうですが、原作が女性向け恋愛ゲームブランドの「オトメイト」という点で女性に向けた作品と思われますので、ヒロインに群がるイケメン集団に抵抗が無ければ見れそうです。
ラブライブ!サンシャイン!! は、1期を途中で投げ出していますので、見るなら1期の視聴を終えてからになりそうです。
Wake Up, Girls! 新章は、監督と制作会社が変わっての再スタートとなりますが、果たしてどうなるのでしょう?
制作会社のミルパンセはガイナックスから独立したスタジオの一つで、「てーきゅう」や「ベルセルク」で実績のあるスタジオです。
劇場版Wake Up, Girls! 続・劇場版 前編「青春の影」/後編 「Beyond the Bottom」の2作品も共同で手掛けた経緯により、新章制作を引き継いだようです。
次回の更新はいつになるやら……。
【追記】
ランキングは行いませんが、2017年夏アニメは「メイドインアビス」が、私の中では一番面白かったと思いました。
前の記事において、当初は「賭ケグルイ」を暫定1位にしていましたが、後半の追い込みでメイドインアビスがトップに躍り出ました。
© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会
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【閲覧注意】サムネで注意喚起も手遅れですが念のため。
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ただのほのぼの冒険アニメでしたら、今季の覇権は難しかったでしょう。アビスに挑み、下に潜る事の厳しさを、例え主人公たちが子供であっても回避できない事をしっかりと描写する事で物語に起伏を生み、ナナチの可愛さを含む全てのほのぼのシーンがより一層引き立ちます。
幼女に厳しいアニメは賛否を生み出しますが、ちょっと裏山に冒険に出るのとは違い、アビスの大穴に挑む事は命が危ない過酷な冒険なのです。
アビスの大穴には「アビスの呪い」というものがあり、下りは問題無いのですが、上に登ると呪いにかかります。
上記動画は適当に編集されたものですので、肝心な部分を省かれています。(リコは死んでません)
リコが全身から血を噴出してるのは、危機を脱するためにレグがリコを抱いて腕を伸ばして上に急上昇したので、アビスの呪いを受けてしまいました。
◆アビスの呪い(上昇負荷)
・深界一層は、めまいや吐き気。 ←リコ劇中経験済
・深界二層は、重い吐き気、頭痛、末端のしびれ
・深界三層は、二層の症状に加え、平衡感覚に異常、幻覚や幻聴 ←リコ劇中経験済
・深界四層は、全身に激痛、穴という穴から流血 ←リコ劇中経験済
・深界五層は、全感覚の喪失による意識混濁、自傷行為
・深界六層は、人間性の喪失、もしくは死に至る ←ナナチの現状(ナナチは友のミーティのお陰で死を免れ、人間性をも保てた)
・深界七層以降、確実な死
アビスの呪いの正体は、ナナチによってある程度解明されました。要は逆さまの状態で上に登れば回避出来る事を指していますが……そこまで単純とも思えません。
原作ストックが溜まるまで今少しかかると思いますので、2期は数年先になると思われます。
