こんにちは、朱雀です。
最近になって、ようやく蝉の鳴き声が途絶え、夜には蟋蟀(こおろぎ)が鳴く季節になりました。
季節の移り変わりは早いもので、もう9月になろうとしております。
今年こそ上を目指そうと抱負を述べながらも、未だ行動に移せず。
どうやら私の場合は「明日から本気を出す」ではなく、「来年から本気を出す」のようです……(汗)
本当、気の長い話ですね。(と他人事のように話しておきますw)
本題です。
「重戦機エルガイム」のキャラクターデザインとメカデザイン、「ブレンパワード」のデザインなどを担当し、月刊Newtypeで連載されている漫画「ファイブスター物語」の著者としても知られる永野護さんが、全力を注いで作り上げている劇場長編アニメ「花の詩女 ゴティックメード」のイベントが、「キャラホビ2011」にて開催されました。

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イベント内容はトーク中心で、後はメインキャストの発表が行われました。
これはキービジュアルとなるポスターです。
いかにも永野監督らしいデザインですよね。

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この「花の詩女 ゴティックメード」は、
角川書店65周年記念作品として製作されるようです。
また、本作の原作者である永野護さんは、原作、監督だけではなくキャラクターデザイン、原画など八面六臂の活躍をしておられます。
写真左から角川書店の井上伸一郎社長、永野護監督、川村万梨阿さん。

ちなみにイベント当日に着ている永野さんの浴衣は、
川村万梨阿さんお手製の、ファイブスター物語に登場するフィルモア帝国柄の浴衣だそうです。
むむっ! 言われないと気が付かなかったのは不覚!
「本作を一言で言うと?」という質問に、永野さんは「ロボットものです。可愛い女の子と格好いい男の子が出てきて、訳の分からないロボットが出てきて、どんがらがっしゃんで終わるといういつものパターン」だと即答されました。
現在制作進行中ですが、スタッフはかなり平均年齢が高いそうで、
「最近、あのアニメーターさん名前を聞かないけれどどうしているんだろう?」と死亡説すら流れるほど有名な人も参加して作業を進めているとの事。
(まあ交友関係からある程度の予想はつきますけどね)
ロボットアニメを見て育ちアニメの仕事に就いたという世界のスタッフが結集し、理想のロボットアニメをここで世の中にぶちかまそうじゃないかという意気込みで作っていて、「ザ・ロボットアニメ」みたいなものが表現できればいいなと思っている、と非常に楽しみなコメントもされており、意気込みを感じさせます。
このコメントは結構重要かも知れませんね。永野監督が、今作品を見る人に一番見て欲しい――または感じ取って欲しい部分なのだと思います。
ヒロインのベリン役は、もちろん川村万梨阿さん!
「来ている人に、すごく白々しいですけれど……」と、前置きしつつの発表でした。

ドナウ帝国のトリハロン役は佐々木望さん。

キャストの発表が終わった後で、特報フィルムの上映が行われました。
カイゼリン(ロボット名)が少し動いているところなどが見られましたが、永野さんいわく「いろんなものが隠されていて、それについては映画の公開まで隠しておこうかと思っています」という事でした。
公開日時はまだ発表されていませんが、
およそ「2012年春」頃になる予定です。
また、ファイブスター物語の連載再開については、「
終わり次第、ファイブスター物語の連載にかかります」と断言されました。
ファンの人はもう暫くお待ち下さいとの事。
●劇場長編アニメーション「花の詩女 ゴティックメード」2012年春公開予定
◆スタッフ
原作・脚本・絵コンテ・原画・監督:永野護
作画監督:名倉靖康
美術監督:小倉宏昌
音響監督:若林和弘
音楽:長岡成貢
主題歌「空の皇子 花の詩女」
(作詞:川村万梨阿/作曲:長岡成貢/歌:川村万梨阿)
上映時間:70分(予定)
制作:オートマチック・フラワーズ/角川書店
◆キャスト
トリハロン:佐々木望
ベリン:川村万梨阿
■「花の詩女 ゴティックメード」公式サイト http://gothicmade.com/
テーマ:ヲタク人日記
ジャンル:アニメ・コミック