古来より、残り物には福があると申しますが、いま正にそれを実感しております。
買い物をするにはやや時期外れですが、思い立ったが吉日という事で、急遽川西市にある某パソコンショップへと足を運びました。
昨年の夏にCPU温度が50℃を超え、リテールクーラーの冷却能力に限界を感じていましたので、今年の夏を安全に乗り越える為に↓コレを購入しました。
サイズ製のKOZUTI SCKZT-1000です。低重心で横に広いです。
隣のメモリーに当たって干渉しましたが、多少横にズラす事でどうにか解決しました。

取り付け後に計測したHardware Monitorの数値は、こんな感じです。
リテールクーラーでは負荷なしで36~38℃前後(冬季)の数値を示していましたので、効果的に冷えているのが分かります。
3000円を切った価格でこの性能は、素晴らしいです。

☆ ☆ ☆
もう一つは、グラフィックボードを新調しました。
今まではずっとオンボードチップを使用していましたが、処理が重くなるゲームも出始めたので、そろそろ卒業しようかと思い立った次第です。
買ったのは中古品のXFX HD-587X-ZNFC(Radeon HD 5870)です。メモリーはGDDR5 1GBを搭載。
新品当時は4~5万で売られていましたが、HD6000シリーズの登場以降は価格が半額以下になった経緯もあり、中古で11800円は買い得ではないかと思いました。

ボードが長く、厚みも結構あったので、取り付けに苦労しました。
マザーボードの端子やコンデンサー類との干渉もギリギリな上に、ハードディスクのSATAケーブルも長さが足りず、かなり突っ張った状態になりました。
ケーブルだけは、後日長い物を用意する必要がありそうです。
それ以外は特に問題なく、起動時にファンが全て回っているのを確認して、いよいよテストに入ります。
とりあえず「中身の確認」という事で、GPU-Zを起動。

システムのエクスペリエンスも再評価を行いました。
オンボードでは「4.3」という数値でしたので、かなりの高速化が行われた事になります。
メモリ部分の評価が低めですが、これはメモリ搭載量に影響するようです。
32bit版を使用している関係上、メモリを2GBしか積んでいないからだと思われます。

FF14のベンチマークも走らせて見ましたが、思った以上にスコアが伸びません。
やはりメモリの搭載量が少ないせいでしょうか……。

良い意味で「新しい玩具」が手に入りましたので、しばらくはこれで色々と遊んでみる予定です。
多少スコアを伸ばせる方法も、探せば何かありそうですし。
【追記】
FF14のベンチマーク数値は、オーバークロック無しであればこれで普通らしいです。
計測は「Low」(1280×720)で行いましたが、「Low」はCPUの性能が影響するとの事。
ちなみに3DMark06でのベンチマーク結果は「15598」でした。

せっかくのDirectX11対応グラボですので、3DMark11も計測。

マザーボードも含め、手頃な価格のパーツで作ったパソコンとして見れば、これらの結果は満足出来る内容ではないかと思いました。
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